SNSでの炎上騒ぎはたびたび起こります。
人の迷惑になる行為、大きく不快になる発言をすると、瞬く間に拡散され批判が起こります。
2020年10月に大手企業「タカラトミー」がTwitterで炎上しました。
炎上したツイートはすでに削除され、謝罪文が出ています。
今回は、炎上したツイート内容と、炎上した2つ理由と一緒に、自分自身が炎上してしまった時にやるべき3つの対処法を紹介します。
タカラトミーTwitterの謝罪文と炎上したツイート内容は?
画像出典:Twitter.com
<炎上したツイート内容>
#個人情報を勝手に暴露します
(とある筋から入手した、某小学5年生の女の子の個人情報を暴露しちゃいますね!)
誕生日:5月3日
星座:おうし座
身長:142㎝
体重:34kg
電話番号:03−3604−2000
・りかちゃんのプロフィールと電話番号の画像とともに掲載
ツイート内容はりかちゃんのプロフィールを掲載したものでした。
タカラトミーTwitterが炎上した3つの理由
<理由1>
犯罪につながるであろう個人情報の漏洩をネタ扱いしていること
<理由2>
児童に対する性犯罪を連想させる内容であること
〈理由3〉
過去にも似た内容のツイートをしていた。
1つは、多くの人が情報を検索したり、拡散したりする時に使われる#(ハッシュタグ)をつけて、個人情報を暴露しちゃいます!という犯罪につながるであろうタグを企業の顔でもあるTwitterで行ってしまったことに対する批判です。
2つめは、おもちゃメーカーという子どもに夢を与える仕事に従事している人が「性犯罪を連想させる内容」をネタとして扱っていることが大きな波紋を呼んでいます。
3つ目は過去ツイートの中にも、パンツの日にりかちゃんのパンツの写真を並べて「パンツ!パンツ!」と囃し立てていたり、個人情報うんぬんの不適切なツイートをされていて、今回はいい加減にしてほしいとユーザーの不満が爆発したようにも感じます。
炎上は運転中の事故と同じで『起こさない』が大前提にあります。
それでも人が、炎上を起こすのは「炎上」と「バズる」(広く認知されたい)(承認欲求を満たしたい)が表裏一体であるからです。
タカラトミーの中の人も、ネタとして話題になればいいなと考えた上でのツイートであって炎上させるつもりもTwitterのユーザーを不快にさせたい気持ちはなかったと思います。
私も普段、タカラトミーの中の人と、他の企業が一緒にTwitterを盛り上げている様子を楽しく拝見してます。
これなら、ユーザーがコンテンツとして楽しんでくれるかもしれない!そういった気持ちでいても、炎上が起きてしまうことがある。
炎上はsnsをする人にとって対岸の火事ではないと言えると思います。
ちなみに私も過去に1度だけ炎上してしまったことがありました。
タカラトミーのように記事を削除し、謝罪のツイートを出す対応をしたところ、削除したはずの炎上したツイートがものすごい速さでRTされる事態が起こりました。
人の「なぜ、炎上したのか?」知りたいという欲求はとても強いのだなと感じます。
今回はタカラトミーが炎上した理由をまとめました。
リカちゃんが炎上で話題になっていたのと同じ時期に、リカちゃんと同じく人気のお人形シリーズ「バービー人形」は公式YouTubeで人種差別の問題を子どもたちにうったえかけていたので合わせて紹介します。
タカラトミー公式とは別に、Twitterにはリカちゃん人形の公式アカウントが存在しています。リカちゃん人形にも根強いファンが沢山いますし、これからも夢見る子どもたちの憧れの存在でいて欲しいと思います。