R2年１０月８日に、
政府が緊急避妊薬（アフターピル）を薬局で買えるように方針を固めたという
ニュースが話題になっています。
Twitterや各新聞社でも取り上げられていますね。
「現在はどこで買えるの？価格は？」
「薬局ですぐ買えるとどうなるの？メリットは？」
毎日服薬する低容量との違いはなにか、
アフターピルについてお話ししていきたいと思います。
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アフターピル現在はどこで購入できるの？価格は？
購入するには、医療機関を受診する必要があります！
１、近隣のレディースクリニック（婦人科・産婦人科）
厚生労働省に掲載を希望している、
緊急避妊薬希望で対面受診可能な医療機関を受診する。
２、オンライン受診可能の婦人科
厚生労働省が指定する緊急避妊に関する研修を終了した医師が、
オンライン診療を行える。
オンライン受診はどうやって受けるの？
＜オンライン受診の流れ＞
1、インターネットで受診したい病院のHPにアクセス
オンライン診療予約を取る。
２、支払い方法はクレジットカードが基本！
（病院により、後日窓口に現金など支払い方法の種類が異なる）
３、処方箋は近くの薬局に直接FAXか、自宅に郵送してもらえる。
※緊急避妊薬の場合
早く受け取る必要があるのでFAXですぐに調剤を希望した方がいい。
４、調剤薬局にて薬の受け取り、もしくは郵送での薬の受け取り。
オンライン受診の基本的な流れを箇条書きにしましたが、
病院によって「支払い方法」「処方箋の受け渡し方」「薬の受け取り方」が違うので、
アフターピルが必要でオンライン受診をする際はよく確認し、
７２時間以内に薬が服用できるように、
一番早く薬が手元に届くようにする必要があります。
アフターピルの価格は？
アフターピルは保険適用外の薬なので医療機関によって価格が異なります。
料金相場は８０００円から、
平均で１万円前後。
一番高いもので３万円程度の価格です。
受診の際は 診察代と処方代と薬代がかかります。
薬局ですぐ買えるとどうなるの？メリットは？
「薬局で買えるメリット」
・病院がしまっている時でも買えるようになる。
・妊娠を望んでいない場合、コンドームと一緒に備えて薬も購入できる。
・安心した性生活がおくれる。
・性被害に遭ったときも早い段階で薬を入手し服用できる。
「知っておいてほしいこと」
緊急避妊用ピルは副作用が強くでやすく、
ひどい吐き気が起きたり寝込んでしまうケースもあります。
市販されるようになったとしても、
男性も女性も、
自分の身体を守る意識をきちんと持って、
性病を防ぐためにも、
性行為の時は必ずコンドームの使用をしましょう。
（補足）低用量ピルとの違いは何？
ピルには大まかに２種類あります。
１、緊急避妊用ピル（アフターピル）
２、低容量ピル
１、緊急避妊用ピル
性行為後に望まない妊娠を避けるために一時的に飲む薬。
２、低容量ピル
毎日、決まった時間に１錠飲むのが基本の薬。
月経困難症などの「治療」の目的での服用（保険診療）と、
「避妊」が目的での服用（自費診療）する場合があります。
薬局に並ぶのはいつごろから？
来年の２０２１年に導入予定となっています。
ニュースサイトでは８月（来年の夏から）という報道もありましたが、
正確な時期はまだわかっていません。
近い未来に、薬局で見かけるようになりますね。
服用の効果が得られるのは７２時間以内という時間制限のある薬なので、
１日も早く受診なしで買えるようになり、
望まない妊娠で傷つく人が１人でも減ることを、
一人の女性として願っています。
