SNSを活用していて、たまに目にするのが「炎上」の2文字。
ボヤ騒ぎのような小さなものから、トレンドにランクインするほどの大きなものまで、様々な炎上が存在します。
私も過去に炎上したことがありました。
その経験から、もし炎上したら3つのやるべきことをお伝えしたいと思います。
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もし炎上したら?炎上後にあなたがやるべき3つの事
1、炎上したものの削除は基本的にしない。
2、謝罪文を炎上したものの訂正画像と一緒にあげ直す。
3、炎上したことの内容の謝罪と共に感謝をする。
1、炎上したものの削除は基本的にしない。
万が一、あなたが炎上してしまったら基本的に「炎上したものの削除」はしない方がいいです。
発信者のあなた自身が削除をしたとしても、必ず「スクリーンショット」が出回ります。
そして、元となる内容が削除された後に炎上を知った人が「どんな内容が炎上したいか知りたい」という欲求を満たすために、炎上したもの本体よりも、コピースクショの方がはるかに早い速度で拡散されて、より炎上大きくする動きが見られます。
私自身が9年ほど前にTwitterで炎上した時は削除をしたことでボヤが火事になりました。
批判を受けたツイートは即削除し謝罪したもの、スクショ画像がリツイートでどんどん拡散されていきました。
不思議なもので、謝罪文の拡散するスピードよりもスクショ画像のRT速度の方が圧倒的に速く、謝罪ツイートを読まれることもなく新たな批判が生まれていきました。
最終的に、アカウントが停止(垢ban)が起こり、私はTwitterを使えなくなりました。
このことから、削除は望ましくないことをお伝えします。
2、訂正した文章を炎上した本文のスクショと一緒にあげ直す。
削除してもスクリーンショット画像がどんどん出回る場合、早く消火するための望ましい方法は「訂正画像と一緒に、謝罪文を書いてあげ直す」だと思います。
人はどうしても、炎上した理由を知りたがるものです。
もし炎上してしまった場合は、炎上した部分のスクショ画像と一緒に、謝罪文を載せて上げ直してください。
こうすることで、他人が炎上部分のみを拡散することを抑え、炎上した内容と一緒に謝罪文を広めることができます。
この時、ただの炎上のスクショ画像を載せるのではなく「どこが悪かったのか」横線を入れたり、本文はそのままに訂正加工したものをのせると、謝罪文ツイートを見た人は「なぜ周りのひとが批判しているのか、理解してくれたんだな。反省してるんだな」と好意的に受け取ってくれる人が少しずつ増えていきます。
3、炎上したことの内容の謝罪と共に感謝をする。
これは、炎上だけに言えることではありません。
実生活でも、あなたに非があり人に何かを誠心誠意、謝罪しなければならない場合は怒ってくれた人に感謝することが誠実な態度として求められます。
「怒ってくれたおかげで、自分に非があったことに気が付けた。ありがとう。」
という心からの誠意は、怒ってる相手の怒りを沈めるためにも必要な気持ちです。
全ての炎上に対して「削除」というアプローチが好ましいとは言えません。
炎上の対処は非常に難しく、確実に適切な対処はこれ!と言い切ることができないからです。
私の実体験から「削除」=「鎮火」には繋がらないことは確かです。
1番の対処法は「炎上を起こさない」これに尽きると思います。
今回は、炎上してしまった時にする3つの対処法を紹介しました。
この記事を読んでくれた方の中には、炎上して困ってる方もいるかもしれません。
自身が招いたこととは言え、炎上は精神的にも辛いものがあります。
丁寧に対応し、早い段階で消化することを願っています。
手軽に自分の言葉を世界中に発信できる時代ですが、自分の言葉の向こう側にいるのは、目の前の無機物のスマホではなく、心を持った人です。
炎上を起こすことなく、楽しくSNSを利用していけるといいですね。